【細胞の音の形】身体(細胞)は、音を発している。
わが家の庭では、藤の花が美しく咲いてくれています。
「優しさ」「歓迎」「決して離れない」「恋に酔う」などの花言葉があるそうです。
皆さまを穏やかな気持ちで「歓迎」できるような、平穏な日々に戻るよう願っております。
2002年 UCLA James Gimzewski教授によって
「細胞が自然な代謝機能の特徴として音を生み出す」という発見がされました。
科学誌ウォータージャーナルに掲載された研究なのですが、
James Gimzewski教授は、
Andrew Pelling博士や研究チームと共に、原子間力顕微鏡で、
初めて『細胞の音』、さらにその音が可聴域範囲内にあることを実証・発見したそうです。
【ソノサイトロジー(音響細胞学)】
James Gimzewski教授は、細胞生物学への新しいアプローチを
sono(音)+cytology(細胞学)
ソノサイトロジーと命名しました。
Andrew Pelling博士は、論文「The singing sell」の中で
“ストレス下の細胞や様々な状況下で細胞を観察すると
細胞は様々な音を発しています。
実際に、健康な状態の細胞と癌になっている細胞は
音でその違いを区別できます。
将来的には、音響細胞学の研究を
癌研究などの医学分野に統合できるよう望んでいます。
細胞を聞くことで、薬物や手術を使用せず癌を迅速に診断できます。”
と論述されています。
論文の題が「歌う細胞」なんてとても素敵だなぁ~と思いませんか?(*^_^*)
研究結果から考えると、
早期発見や治療方針・切除部位・リンパ郭清など幅広く活躍してくれそうですね。
しかし・・・
原子間力顕微鏡による細胞の音の観察は、
技術的にとっても難しいそうです。。。
まだまだ実用化には研究を重ねていかないと難しいとはいえ、
とっても画期的な研究ですね。
この研究では、癌細胞と健康な細胞の
水中での音の形を検証しています。
音を可視化する機器で、周波数による音が
水の形として刻まれます。
健康な人の細胞は、調和のとれた音の対称的で美しい画像になります。
癌細胞は、不協和音の歪んだ画像になります。
健康な人の細胞(Healthy cells in brain tissues)p.49 画像左側の123
癌細胞(Cancer cells in brain tissues)画像 p.49 画像右側の456
http://www.waterjournal.org/uploads/vol11/reid/WATER.2019.6.Reid.pdf
↑リンクから細胞の音の画像が確認できます。
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声を発する機会が減っている方もいるのではないかと思います。
声は、身体の内側まで響き渡る音であり、癒しであります。
自律神経のバランスを保つためにも、
声を発して体調もポジティブに保ってくださいませ(*^_^*)
2020-04-26
Réglage~レグラージュ~
葭葉 愛